神社幕・寺院幕

当店では、神社幕・寺院幕(神社仏閣幕、寺社幕)などの幕全般を製造直販しております。

もちろん、玄関幕(紋幕、門幕)と呼ばれる一般家庭向けの幕も同様に製造直販しております。

お客さまに安心して注文して頂けるように本ページに見積もりの手順、製作例、作業の現場の写真、アフターメンテナンスなどについても記載しておりますので、是非最後までご覧ください。

目次

  1. 見積もり手順
  2. 過去の製作例
  3. 作業工程紹介
  4. アフターメンテナンスについて

1、見積もりの手順について

①幕のサイズを教えてください。

下の図を参考に幕の長さ(幅)と高さを教えてください。

神社幕見積もり参考画像

②紋と文字の数を教えてください。

例)上の写真では、紋数、4個となります。

③付属品(揚巻房、幕紐)はありますか?

揚巻房(紫) 揚巻房(白)
揚巻房(紫)
揚巻房(白)
幕紐(白、黒、青) 幕紐(白、紫)
幕紐(黒、白、青) 幕紐(白、紫)

※幕房や幕紐の他の色を希望の際は、見積もりの際にお問い合わせください。

2、過去の製作例

富山県高岡市に鎮座される射水神社様の幕(2015納品)
射水神社拝殿幕
富山県小矢部市内の寺院様の幕(2014納品)
富山県小矢部市内寺院様
富山県砺波市内の寺院様の幕
富山県砺波市寺院様幕

3、作業工程紹介

幕の完成までの大まかな流れ

①図案の作成

デザインソフトを使用し、仕上がりイメージ図を作ります。これをご注文者さまに確認していただき、実際の製作に入ります。

寺院幕仕上がりイメージ図

神社幕仕上がりイメージ図

②製版

家紋や名前、年号の版を作成、カットし、型枠に貼り付けます。

学校幕紋型  神社幕紋型

③型糊置き

もち米や米糠が主原料の防染糊と呼ばれる材料を前工程で作った型を使用し生地に置きます。

寺院幕型糊置き

④染色

お預かりしている色見本と照らし合わせ染料の調合をし、染液を作ります。その後、染液を刷毛を使用し生地に引きます。(染屋さんは、色を塗るとは言わず、色を引くと言います。この技法は、引き染と呼ばれています。)当店では綿繊維の染色において堅牢度がもっとも強い反応染料を使用しています。

寺院幕染色

⑤水元・乾燥

色止めを塗布し、不純物を洗い流し乾燥させます。

神社幕水元

⑥縫製・仕上げ

幕紐を通すチチと呼ばれるループ状のものを取り付けたり、端や裾などを縫い、その後アイロンをかけて畳んで完成です。

神社幕縫製

4、アフターメンテナスについて

催事や神事などでみなさん幕を吊られると思います。その際、思わぬ拍子で、どこかに引っ掛けたり、思わぬ力がかかったりして布が裂けたりチチが取れたりする可能性があります。もし、そうなった際は、放置せずに一言お声がけください。補強布を出来るだけ目立たないように縫い付けたり、チチを再度取り付けたりと何かしらの対処ができます。※有償となります。